2019.12.01

歴史

葉山シャツの歴史をご紹介します。

「葉山シャツは昔からありました?」「葉山シャツは何故葉山にオープンしたの?」等、お客様からいただくお声はさまざまです。この場を借りて葉山シャツのこれまでを少しづつご紹介していきます。

葉山シャツ本店ができるまで

葉山シャツ本店の建物は、以前小林秀雄や与謝野晶子、誰もが知る文豪も通ったとても有名な老舗蕎麦屋名店“如雪庵一色”でした。
葉山御用邸に陛下がご静養にお越しになった際には、出前を取ることもあったようで葉山町でも長く愛される、歴史あるお蕎麦屋さんでした。
その“如雪庵一色”が惜しまれつつ暖簾を下ろした後、2013年7月31日に葉山シャツがオープンしました。
ご主人が暖簾を下ろした後、思い入れのある場所を何かに使ってほしいと貸店舗募集に出していたとき、葉山に住んでいた葉山シャツ創業者が偶然車で通りがかり見つけたところから始まります。

葉山にワイシャツ屋を出した理由

ワイシャツ屋をどこに出そうか悩んでいた創業当時。

横浜に馴染みがあったので、「馬車道シャツ」や「横浜シャツ」などの名前も候補に挙がっていたそうです。そのどれもは、お世話になった神奈川で何か貢献したいという想いもあったそう。

悩んでいたある日、いつものように葉山海岸通りを車で走っていたときのこと。
御用邸前で信号待ちをしていたところ、助手席に乗車していた奥様の目に留まったのが老舗蕎麦屋名店”如雪庵一色”の「貸店舗募集」の文字。

(閉店したのか…残念だな。)
(この歴史ある建物壊してしまったらもったいない…)
創業者はもともと建築士なので、建物への想いが人一倍ありました。

と、思ったのも束の間、その日はその場を後にしたそうです。
その夜、
(誰かに先に契約されてしまったら…)
と想いを巡らせ次の日、誰にも相談せず一色蕎麦屋のご主人のもとへ向かったそうです。
その夜は、これから始まる期待感と、探していた場所をやっと見つけた喜びで、ドキドキして眠れなかった。と当時の事を教えてくれました。

葉山という土地は、リゾート地や海というイメージもありますが、御用邸のある静かで穏やな場所です。
近くには「県立近代美術館葉山」やダイヤモンド富士が撮影できる絶景スポットもあり、御用邸近くの松林から望む夕日は本当に素晴らしく、昔から多くの著名人や文豪に愛されていたそうです。
最近では葉山一色海岸が「世界のビーチ100選」に選ばれる等とても有名になり、夏になると海水浴客で賑わいを見せています。

海に面して広大に佇む葉山御用邸。
安心感があり大きく広がる松林や、補整された綺麗な道路、空も海も山も見える素晴らしい場所であること。
そして、文豪たちが通った歴史ある場所。

それは、葉山シャツのはじまりのコンセプト「凜として粋。」にぴったりでした。
それが葉山にワイシャツ屋をオープンした理由の一つです。

何故、シャツ屋をはじめたのか。は別の記事でご紹介していきます。
歴史ある、一色屋号はそのままに。